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記号反復図で見せる情報の分布状況

収集されたデータという情報をビジュアルに表現されたものの一つに地図があります。この地図を作成するに際し、データの特性を生かした作図法を選択できれば効果も上がると言われています。

そこで、定量データをメインにどのような作図法があるかをご紹介しながら合わせてその特質を解説していきましょう。最初にデータとその広がりに焦点をあてた分類として「点」、「線」及び「面」の3種類で分けることが通常行われています。

簡単に言えば、地方都市でのある種の建物の数が少なければ1種類の点記号を分布させた定性図となり、大都市で多数の同種の建物が密集しているような場合はその点記号に単位数量を決めておけば立体データの記号反復図となります。これら表現によって不連続データの位置分布や量分布のビジュアル化が可能となってきます。